こんばんは、おっさんです。会社も盆休みが終わり、夏も中間地点を通過した感があります。
 おっさんは、我が家では一番最後に寝室に入りますが、こんな光景が目に飛び込んできます↓
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 ムスメちゃんは、壁に激突していて、結構いい音だしてます。ムスコ君は、あちこち転がりながら、歯ぎしり音がすごいです。そして、ツマは隅っこで小さくなっています。
 ムスメちゃんには、そろそろ部屋を与えるつもりなので、この見慣れた光景もあと少しかと思うと少々寂しいような気がします(笑)。

 今回はまず、 実際にエアコンの室外機にマニホールゲージをつないで、ガス圧を測っていきます。ガス圧を測ることによって、ガス圧が低すぎるようなら、冷媒量が不足している可能性が高いからです。
  今回は、家を買った際についていたエアコン(推定20年前購入)からチェックしていきます。室外機が家の裏にあるため、「エアコンが冷えない!ゼロから始めるDIY冷媒(ガス)追加補充①-なんで冷えないんよ~?-」で最後に除草剤を撒いています。
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 ・・・ちゃんと説明を見ずに適当にバラまいたので、薬の分量が足りなかったのでしょうか?結構ジャングルですが、あまり時間もないので、室外機の周りの草を無理やり足で踏んで倒していくと、おっ、根元から枯れてきているようです。
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  結局、室外機回り軽く草抜きして作業スペースを確保しました。
 では室外機のサービスポートを探します。
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 こんな風に配管が出ていているので、カバーを取り外します。
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 カバーを外して、低圧側(太い配管)と高圧側(細い配管)の配管を確認していきます。家庭用ルームエアコンは、低圧側にしかサービスポートが無いものが多いので、一目で分かります。
 サービスポートでガス圧を測りますので、マニホールドゲージの準備をしていきます。
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 上写真の青いチャージホースをマニホールドゲージに繋ぎます。上写真にあるように、チャージホースのつなぐ側を間違えないように気をつけます。まっすぐな方をマニホールドゲージにつなぎます
 目盛ですが、0になっているか確認します。もし0になっていなければ、0になるよう調整します。
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 上写真は、チャージホースのサービスポートへつなぐ側の金具です。白い輪っか状の部品が見えますが、これはテフロンパッキンと言うパッキンです。
 サービスポートへ接続する際に、白い輪っかの中央部に見えている金属が、サービスポート側の虫ピンを押し込こんでくれます。
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 マニホールドゲージを適当にひっかけて、固定します。
 現時点では、青バルブだけ閉じておけば、赤は開閉どちらでも大丈夫なのですが、万が一青バルブが開閉不良だったらガスが漏れだしてしまうので、念のため赤バルブも閉じておきましょう。
 あとは、チャージホースとサービスポートをつなぐとガス圧が測れますので、つないでいきます。
 チャージホースとサービスポートをつなげる前に、目の保護にゴーグル、あと手を保護するために軍手を身に着けておきましょう
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 モンキーレンチで、サービスポートのナットを外していきます。初めてだといきなりブシュー!、っとガスが漏れくるんじゃないかとおっかなびくりですが、このナットを外しただけでは、室外機内のガスが漏れてきたりはしませんので、安心して下さい。
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 サービスポートのナットを外した口を撮影しています。虫ピンになっている(口の中央の突起部)ので、チャージホースをつないで初めてガスが出てきます。
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 接続しました、、、あれ?ガスが通ってない?目盛を見てもガス圧が0のままです。
 ・・・どうも、うまくサービスポートの虫ピンを押し込めていないようなので、チャージホースの接続部のパーツを調整します。
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 上写真は、購入して何も調整していない状態です。白い輪っかの中心をラジオペンチで、回してやります。
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 そうすると、ねじ状になっているので、徐々に上にずれてきます。
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 あまり回し過ぎると外れてしまいますので、要注意。ちょっと出っ張ったのがわかりますか?
Before
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After
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 真横から写してみました。出っ張ってきているのがわかります。
 これでもう一度チャレンジしたところ、チャージホースをはめていると、シューッと室外機内のガスが出てきましたので、正常に虫ピンを押し込めたようです。シューッという音がしている時はガスが流出しているので、手を緩めず、最後まで一気にはめ込んでしまいます。
 あと、チャージホースを接続する際は、エアコンがOFFとなっている時に行います。
 ちなみに、今回はあくまでガス圧の計測のための接続なので、サービスポートへの接続に際してエアパージをしていません。
 接続後に、マニホールドゲージを見てみると、
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 さっきまで、0だったガス圧が、7.5~8Bar付近になっています。これでエアコン内にガスが残っていることが分かりました。次は、このままエアコンを最大運転して、ガス圧を測ります。部屋に戻り、冷房出力最大運転に設定し、急いで室外機まで戻りました。そして、再度ガス圧を確認します。
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 あれ?針が1mmも動いていません。上の写真とさらにその前の写真は、別々のものを使っていますが、停止時とまったく圧が変わっていません。おかしいなぁ、、、。通常、運転した場合目盛がグッと下がるハズ、、、なんですが。
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 配管を見ても、何ら変化がありません。通常はガスが通るので配管が冷たくなり汗をかいたり、ガス不足であれば高圧(細い)側の配管接続部に霜が張ったりします。、、、がなん変化も無し。
 不審に思ったおっさんは、室外機の排気口(ファン)に手をかざしたところ、・・・風が出ていません。え~!? 
 部屋に戻り、室内機をよく見てみました。
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 お?良くみると、運転モニター(上写真の緑に発行しているところ)が、点滅しています!恐らくこの点滅は、エラーコードを知らせているものと考えられます。しかし、中古物件に付属していたおまけエアコンなので、説明書なんてものはありません。そのため、点滅されても解読の術がありません。
 室外機は動かず、室内機は運転すると暖かい風が出てきて、おまけに運転モニターが点滅しています。これは、完ぺきに故障ですね。おっさんには手が出せないので、追加補充を諦めることにしました。正直20年前のエアコンの故障を修理すなら、エアコンを買い直した方が経済的だと思ったためです。
 うーん、1台目は、残念な結果に終わりましたが、次回は2台目のチェックからです。
 さてと、今回はこれで終わりです。では、また見に来て下さ~い。