こんばんは、おっさんです。
 今回は、「2階が暑寒すぎる!屋根裏断熱DIYシリーズ」で屋根裏に断熱材を敷き詰めた成果を測定するべく、天気予報で真夏日(30℃以上)を選び、家の中の3ヶ所に温度計を設置して温度の推移を記録してみました。1時間ごとに記録し、午前8時から午後8時まで行いました。
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設置場所その1(1階廊下)
 1階の廊下です。エアコンを使わないなら、おっさんちの中では最も涼しい場所です。すぐ横に洗面所があり、窓は開けた状態で測定します。
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設置場所その2(2階和室)
 2階の和室で、家族全員の寝室です。ベランダに面した部屋で、おっさんちの中で恐らく最も暑くなる場所です。窓を2ヵ所開けて測定します。
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設置場所その3(ベランダ)
 2階のベランダ(日陰)です。家の外はどの程度の温度なのか、ここで測定します。
 さっそく、測った結果をグラフにしてみました。
気温推移表
 こんな感じで推移しました。ベランダと廊下の温度計は、アナログ温度計のため、0.5℃単位で測定しています。和室(2F)は、デジタル温度計なので、0.1℃単位で測定しています。
 気温の推移と実際に部屋の気温推移から最も強く感じたことは、和室(2F)の温度の上昇が抑えられていることです。これは、我が家で最も涼しい場所である廊下(1F)と近似値で推移していること、またベランダの気温の推移とかけ離れていることからも、明らかだと思いました。
 本当は、屋根裏の断熱をする前の和室の気温データを取っておけばよかったのですが、昨年は作業後の測定までやろうと考えてなかったので(汗)。また、気温の推移データも数日分あればもっと良いのでしょうが、実際一日家にいなくてはならないので、1日分だけにしました。データの記録が1時間おきだと、ろくに買物にも行けないので(笑)。
 涼しくなった、、、というよりは、温度の上昇が抑制されているという結果でした。屋根裏に給気口も排気口もない割には、まぁまぁの結果だった思います。
 気温測定の時、ちょこちょこ部屋を出入していて感じたのですが、部屋の天井の方は熱気が溜まっていると思いました。部屋そのものが帯びる熱気とでも言えばよいのか。で、ここである商品を思い出しました。
 実は、今回のグラスウールを使うと決断するまで、候補に挙がっていた商品がありました。

三菱電機 換気排熱ファン (クールホワイト) V-20MEX2 (V20MEX2)

価格:10,445円
(2016/7/13 22:56時点)
感想(10件)

 それが上の排熱ファンです。
 その他排熱ファンの検索結果はこちら。引き紐スイッチタイプもあります。
 楽天市場(排熱ファン)
 Amazon(排熱ファン)  
 この商品の何がすごいかって、これを天井に設置することで、部屋の天井に溜まっている熱を天井裏に排出し、天井付近を涼しくし、また、天井裏では、部屋から上がってきた空気のお蔭で、天井裏の熱を排気口(軒天の吸気口等)から外に排出できます。くわしくは、カタログ(三菱換気扇通販ショップ)を見てみて下さい。
 おっさんちの屋根裏にも排気口があれば、これを採用していたと思います。カタログを見て頂けばわかるのですが、屋根裏に排気口があることが前提の商品です。排気口がある家なら、一考の価値ありだと思います。

三菱 【P-09CTHS】スマート環気用 屋外設置式 温度・湿度・時間 コントローラ

価格:11,250円
(2016/7/13 22:59時点)
感想(0件)


 温度コントローラーと連動して自動運転も可能です。
 グラスウールと比べると、わずかですがランニングコストとして電気代がかかることと、冬場暖かくなるわけではないということがデメリットですが、部屋の熱気まで排出してくれるのは大きなメリットです。グラスウールは、屋根裏の熱を通しにくくなるだけで、部屋の天井付近に溜まった熱気まではどうにもなりません。
 とまぁ、おっさんなりに検証してみました。あと、冬場も測定しようかと思っていましたが、あまり意味がなさそうなので、止めておきます。というわけで、屋根裏が暑い話、、、もとい2階が暑い話は、今回の記事で完全に完結です。
 
 さてと、今回はこれで終わりです。では、また見に来て下さ~い。