こんばんは、おっさんです。前回もすこーし書きましたが、ビリーズブートキャンプを始めました。とりあえず、1日おきに基礎編をやっています。体重はマイナス2kg、体脂肪率は変化なし、ウエストは計っていませんがベルトの穴が1つ小さくなりました。一応成果はありました。
 そしてつい先日アマゾンで、ビリーバンドもどきを購入しました。それまではとりあえず、1kgのダンベルを両手に持ちやっていましたが、バンドだと全く負荷が変わります。当社比5倍くらいきつくなります。よっしゃ、頑張るぞー!キャンプインだ!(我が家ではブートキャンプする時はキャンプインと言っています

 話は変わりますが、我が家は階段を上ると、途中で急激に暑く感じます。今まで特に不思議に思うことも無く、そういうもんだと思ってました。ふとしたことから、自宅って涼しくできないもんかと思い、ググってみた結果、屋根裏に断熱材が入っていない可能性があると思いました。
 で、早速屋根裏を視察した結果、見事に断熱材が入っていませんでした。マジ皆無です(汗)

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 上の写真が我が家の屋根裏です。ちなみにおっさんちの屋根は、「寄棟」という形状をしています。
 気になったので近年の屋根事情を調べてみたところ、屋根は、吸気口より給気し、排気口により屋根裏の熱気を排気する仕組みになっており、また、冬場に給気口、排気口より屋根裏を通じて天井の下のフロアに寒気が入り込まないように、断熱材を敷き詰めるようです。
 排気口を設けることで①夏場の熱気を屋根裏から排出②風通しをよくすることで湿度を排出し、カビが発生しにくくしているそうです。
 おっさんちは、吸排気口が無いものの、幸いカビや濡れているようなところはありませんでした。、、、、が大変暑いです。屋根の瓦が熱され、その輻射熱で屋根裏が熱され、その熱気が夜半まで天井からじわじわと2階の部屋を温め続けるのです。
当初

 道理で暑い訳です、輻射熱だなんて、気分は焼き肉で焼かれる肉です。
 さて、これで原因がハッキリしました。対策ですが、理想的な方法としては、吸気口と、棟換気を設置して空気を循環させ、かつ、天井に断熱材を敷き詰めることで熱気が2階の天井下に入っていかないよう、屋根裏で食い止めることです。
 ちなみに断熱材ですが、関東圏内の天井断熱材の要件としては、省エネルギー対策等級4というものに照らし合わせると熱抵抗値が4.0程度あれば良いようです。ちなみに熱抵抗値とは、断熱材の熱の伝わりづらさを表す数値で、下記の計算式で求められます。
 熱伝導率×断熱材の厚さ=熱抵抗値です。ちなみに一般的な断熱材であるグラスウールですと、密度が10.5kg/㎥(1㎥当たりの重さ)のものですと熱伝導率は0.050であるため、4.0を求めるには逆算すると、下記のようになります。
 0.050(熱伝導率)×厚さ=4.0(熱抵抗値)
 これの解は、80cm・・・あ、厚すぎじゃないか?
 省エネルギー対策等級4に合わせる必要もない(らしいです)上、グラスウールにも高性能品とかいろいろあるので、こんなに厚くする必要はないみたいです。いくつかのサイトを見ていると大体首都圏だと30cm程度あればある程度の効果が見込めるようです。グラスウールの性能にも左右されますが。
代表的な断熱材としてグラスウールを例にしましたが、他にもいろいろな断熱材があるようです。うーむ、奥が深い。
 おっさん的には、とりあえず、夏の暑さを緩和したいので、屋根裏断熱に取り組んでみたいと思います。断熱材は、グラスウールで行きたいと思います。なぜかというと、他の断熱材に比べとにかく安く、使用方法も簡単だからです。
棟換気をつけるかは考え中です。おっさんちの屋根てっぺんの形状からして、棟換気を設置するにしても長さが60cm程度が限度のため、大した排熱量が見込めない可能性があります。

 屋根裏を断熱することで、夏だけでなく、冬も暖かになることが見込めます。久々の大型案件です、頑張るぞ!
ではでは、こんばんはこれにて。ではまた見に来てくださーい。

-平成29年5月28日 追記-
 見て頂いてありがとうございます。この後、紆余曲折があり最終的には天井板の上にアルミ蒸着シートを敷き、その上にグラスウールを敷いて断熱することになります。そのやり方に行きつくまで結構長いので、グラスウールを敷いていく過程が分かればOKという方は、ショートカットして「2階が暑寒すぎる!屋根裏断熱DIY⑦-完結編 あばよ屋根裏!また会う日まで!-」へどうぞ!
 また、結論(断熱の成果)はどうだったか分かればOKという方は、ショートカットして「2階が暑寒すぎる!屋根裏断熱DIY⑧-その後 ある夏の日の測定結果-」へどうぞ!