こんばんは、おっさんです。梅雨入りした途端2週間くらい毎日ぐずついた天気が続いたかと思ったら、いきなり暑いっす。会社が丸の内にあり、昼過ぎに銀行に出かけましたが、コンクリートジャングルだけあってか、すっごい輻射熱でした。ほんと、目玉焼きが出来そうです。
 前回に引き続いてシロアリの防除作業ネタに行きたいと思います。前回で装備を整えましたので、今回は実際に床下に潜っていきたいと思います。
 おっさんちは、キッチンの床下収納から入っていきます。

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上写真は、床下入口です。入口周りに防除剤やグッズを置くので、汚れてもいいように新聞紙を敷き詰めてます。では、床下に潜ります!

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 上の写真は、暗くてイマイチ分かりづらいですが、キッチンの床下入口からカメラを突っ込んで撮った写真です。おっさんちの床下は、コンクリなどではなく、地面丸出しなので、地面の上をひたすらほふく前進します。地面から、床板までの高さは約40cmくらいでしょうか、まだかろうじて四つん這いッポイポーズになれます。が、完全な四つん這いには、ちょっと高さが足りません。

床下

※上記画像の出典元:株式会社ポラリス・ハウジングサービス様(https://polaris-hs.jp/zisyo_syosai/neda.html )

 今回のミッションでは、薬剤を刷毛で塗布しますが、上図の床束、大引き、根太、土台が対象です。根太は本数が多いので、実はあまりやりたくなかったのですが、せっかくだから頑張ってみようと思います。

 床下に潜り最初に躓いた出来事、それはヘッドライトです。カチューシャに括り付けてみましたが、、、ズレます。やむなく、カチューシャはやめ、急きょゴム紐に結束バンドに括り付けました。

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 ゴムをきつめに絞め、再度地下へ!
 床下の世界は、、、独特でした。気温が少し低く感じました。で、少々カビ臭いです。床下入口付近で注意深く辺りを見回すと、いきなり何か落ちてました。びくびくしながら突いてみると、こぶし大のコンクリでした。既にこの地下世界にビクついています。虫が襲ってきたらどうしよう、、、(涙)。
 入口付近の柱を2~3本塗布したところで、メガネが曇り、視界ゼロに。地上に戻り、曇り止めを塗布しましたが、曇ってしまうので、ゴーグルの使用をやめました。どうしてもゴーグル内に湿気が溜まり、メガネが曇ってしますためです。あと、頭は、カッパのフードだけで十分だったので、ヘアキャップも脱ぎました。ヘッドライトとメガネの躓きに加え、暗い、狭い、暗闇から虫が出てきてもおかしくないの三重苦で、開幕20分で既に限界が、、、。イヤまじ辛いっす。既に心が折れそうです。
が、既にサイは投げられた後(もうアイテム買っちゃった)です。MOTTAINAIからなんとか乗り切るしかない!と己を奮い立たせていた時、子供たちの声援が、、、というかドッカンドッカンと飛び跳ねる爆音が。子供たちは、「パパー、パパー、今どの辺~?」と言いながら、ドゴンドゴンと大音響で移動(ジャンプ)しています。ギャー、頭がー割れるー、、、。
 しかし、子供たちの爆音(応援)で気が紛れた(頭痛がしましたが)のか、いくらか精神的に楽になり、作業を再開。その後は、30分程度作業をしたら地上に戻り、10分程度休憩、水分補給してまた潜っていくを繰り返しました。およそ全体の1/2が2時間程度で塗布できました。残りの作業場所を下見しましたが、奥に進むと先はどんどん床下が低くなり、完全にほふく前進の体制にならないと進めそうもありません。
 写真にこそ撮っていませんが、奥に行けばいくほど、天井が低く低くなっていて、床下が基礎で区切られているあたりなど頭が入るくらいの高さしかなかったです。

 とりえあず、地上に戻り昼食をとりつつ作戦を練ることにしました。その段階で気が付いたのですが、ダイソーで買ったカッパのズボンのみは、既にボロボロに破けていて、床下に垂れた薬剤がズボンに染み込み放題でした。あと、数枚入りで売っているナイロン手袋は止めた方がいいです。あっという間にボロボロでした。
 飯を食ってから、島忠に行って、噴霧器を購入することにしました。午前中は、30分ごとに地上に戻っていたので、このペースで床下の奥まで往復していては、とても正気がもちません。

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 上写真が最終兵器です。そういやどこかのHPに「理想はハケで塗布だが、作業の手間暇が莫大になるため噴霧器を使うことを推奨します」的なことが書いてありました。ちなみに購入したのは、「工進 蓄圧式噴霧器 ミスターオート 2.5ℓ」です。加圧式の噴霧器です。本当は、今回の木部処理では無く、土壌処理の時に購入しようと目星をつけてた商品です。残念なことに、アマゾンでは同商品の4ℓ版が、2,563円(送料込み)だったのですが、まだ買っておらず、急きょ必要になったので、島忠に見に行ったら、4ℓ版が約3,600円もしました(もうショックで倒れそう)。悔しいから4ℓ版では無く、2.5ℓ版を買いました。お値段約2,500円くらい。地下は狭いから、2.5ℓ版くらいの大きさがいいだろうと、自分に言い聞かせました(ホントは、同じ4ℓ版を千円以上も高く買うのが悔しかっただけ)。
 こいつの使い方や概要については「実際使ってみて便利だったもの①-蓄圧式噴霧器~!-」に書いてありますので、ご興味があればそちらを読んで見て下さい。

 そこからは、作業が早くなり、1時間程度で終了しました。ハケで塗布するのと違い、噴霧器は床下の隅々まで移動しなくても噴霧可能のため、移動距離の短縮が出来たのが大きかったなと思います。
 さてさて、今回の作業は以上で終了しました。作業場所が暗所で、両手が塞がっているため写真がかなり少なくなってしまったため、ブログが文字ばっかりに・・・!まっ、たまにはこういうのも仕方ないか。

 後日談ですが、まず、薬剤のニオイが1週間程度残り、そのため家の1階がかび臭いニオイがしました。
それでも、ツマ曰く、昔の薬剤に比べたらかなりニオイがしないと言ってました。また、場所によって、ニオイの強度が異なりました。例えば洗面所等の水場付近では、薬剤を大目に散布したので、結構キツく残ってました。手塗りと違って噴霧器は、床下材まで薬剤がついてしまうからでしょうか。一方で、刷毛で塗布した場所は、3日くらいでニオイは取れてました。やはり、理想は塗布と言う事ででしょうか。でも、手間が・・・ねぇ?
 あと、作業をしていてほふく前進が多かったので、上着がずれてしまったので、ツナギがあれば便利だったなと思いました。
 ではでは、今回は、これにて。また、見に来てくださいー。