こんばんは、おっさんです。本格的に真冬が到来しましたね。北海道では数十年に一度レベルの暴風雪の予報が出ているようです。
 以前 で、ガラスタイプとポリカボネード製のプラダン(以下本文中:ポリカプラダン)タイプの比較記事を書きたいと言っておりましたが、これから寒く、結露に悩まされる季節なので、まさしく今もっとも旬なネタ(おっさん調べ)ということで、ガラスタイプを中心にポリカプラダンタイプと比較してみたいと思います。ちなみにこの比較記事では、おっさんちに実際に取り付けている二重窓(ガラスタイプ・ポリカプラダンタイプ)を比べてます。
 ガラスタイプには、単板タイプ複層タイプがあり、単板タイプはガラス1枚で窓が作られていますが、複層タイプは2枚のガラスを組み合わせ、ガラス同士の間に空気の層を設けることで単板タイプよりも断熱性能が高いと言われています。また、使用されるガラスの種類が選ぶことができ、選ぶガラスの種類によっても断熱性能が異なってきます。こちらの記事ではザックリの説明になりますが、もっと詳細が知りたい方は、二重窓販売店の商品サイトで見て頂くともっと細かく説明が出てますので、そちらを見られることをお勧めします。
 おっさんちは、ポリカプラダンタイプとガラスタイプの両方をリビングに設置しているので、同一条件化で効果を比較出来ます。下記に写真と簡単な説明を記載いたしますので、イメージが掴めればと思います。
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 参考までにこの写真を撮った日の気温は、夜21時の時点で3℃でした(ヤフーピンポイント天気)。写真を撮った時には、すでに23時を回っていましたので、もう少し気温が低くなっていたかもしれません。
上の写真は、リビングの隅っこにあるキッチンの出窓の写真です。見ての通りポリカプラダンタイプです。
右は、指でなぞった跡が分かりますでしょうか?わずかに結露しています。さらに二重窓の外を見てみます。
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 左写真は、キッチン出窓の二重窓の外窓、右はその拡大図です。拡大図を見ると分かりますが、外窓も結露しています。ですが、ポリカプラダンの二重窓がムダムダムダムダァーッ!というわけではありません。二重窓を開けるとヒンヤリした空気が室内に流れ込んで、外窓がすごい勢いでくもっていきますので、キチンと断熱効果は発揮されていることがわかります。そもそも二重窓がなければ我が家の結露はこんなもんじゃありません。ちなみにここの出窓は、天井と床がステンレス製のため穴を開けるわけにもいかないので、両面テープでレールを貼って、ポリカプラダンを使用した二重窓にしています。
 次は、リビングで、もう一か所ポリカプラダンタイプを見てみます。
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 左写真は、キッチン横の窓です。高さが2m以上あります。これもおっさんが設置しました。右写真は、二重窓の下部をアップにしてみましたが、キッチンの出窓同様こちらも結露しています。冷気は、低い位置へ流れていくせいか、下部の結露が厳しいです。
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 ただしこちらは、さきの出窓と違い、外窓はほぼ結露してませんでした。恐らく建物から突出している出窓の方が冷気の入りが厳しいからだと思われます。あと、出窓と違うのは雨戸があることくらいでしょうか。
 次は、ガラスタイプの二重窓を見ていきたいと思います。
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 上の写真は、LIXIL社のインプラスです。性能は最も断熱性能が高い「遮熱高断熱複層ガラス」を使用したペアガラスになっています。
 この出窓、インプラスをはめ込むまでは、我が家で最も結露するおっそろしい出窓でした。あまりに結露でぬれすぎてしまい、木材がダメになるのではないかと恐怖しておりました。それでだけでなく、出窓のすぐ下に座っていると冷たい風がとめどなく流れてきて寒いのです。
よくあるお手軽断熱材(発砲スチロールみたいなやつ)を置いて断熱を試みましたが、流れてくる冷気が少し減少しましたが、結露には全く効果なしで、お手上げでした。
 かなり悩みましたが、防犯上からもガラスタイプの二重窓の方がカギをかけられるので、インプラスを購入することにしました。当時の値段で約44,000円(窓サイズ1800mm×1600mm対応品)でしたが、楽天で購入したのでポイントが10倍つきましたがそれでも高かったです(汗)。
 中途半端なものを買って効果が薄いのも困りますし、消耗品と違いそれなりの年月設置するので、もっとも断熱性能が高いこちらの商品になりました。性能は見てのとおり、二重窓自体結露どころか、曇ってすらいません。
 上はほんの一例です。下記の店でおっさんも買い物したことがありますが、事前相談なんかも快く話を聞いてくれますし、もっと様々なサイズや複層ガラスの種類があります。また、複層ガラスの種類による性能差なんかも一覧表があり、見るだけでも参考になると思います。
 リフォームおたすけDIY(楽天店)
 (二重窓・内窓カテゴリ表示設定)

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 百聞は一見に如かずで、外窓を見てみます。写真左、そして写真右で拡大していますが、窓ガラスもサッシ部分は全く結露していません。ちなみに窓が曇っていますが、写真を撮ろうとモタモタしている間(1分程度)に窓が曇ってしまいました(汗)本当は全く曇ってもいませんでした。お値段が高いだけあります。

 というわけで、ガラスタイプは、ポリカプラダンタイプと比較して、下記の特徴があるようです。
 ①断熱性能が高い(ただし選ぶガラスの種類に左右される)。
 ポリカプラダンタイプと比べ、どの程度差が出るかは、上記までの記載を参考にして頂ければと思います。
 ②値段が高い(大体2~4倍。選ぶガラスの種類に左右される)
 ③重い(特にペアガラスの場合は、使用される窓ガラスが2枚組み合わさっているため、単純に単板ガラス製の2倍近い重量になります)
 ③の重量については、設置場所に制限がかかる場合があります。どっかの販売店さんでは、出窓のように構造上、建物から突出している場合、梁の上に設置するよう勧めていたような気がします。

 いかがだったでしょうか?寒い冬、部屋を暖かくして、かつ暖房代も節約できる二重窓(ポリカプラダンタイプでもガラスタイプでも)を簡単にですが比較してみました。
 余談ですが、ガラスタイプの購入者レビューを見てみると、二重窓の種類が単板でもちゃんと防寒効果が期待できるコメントを拝見しましたので、設置場所によって性能が高いものとそうでないものを分けて購入すると経済的かなと思いました。
 おっさんの実感として、冬だけでなく夏も二重窓があればエアコンの効きが良くなるので、一年中二重窓があって困ることはありませんでした。
 近年は、夏も冬も一段と厳しそうなので、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ではでは、こんばんはこれまで。また見に来てくださーい。

-平成30年10月15日-
 別の記事エコで行こうぜ!-二重窓DIY編⑪-タイプ別にまとめてみました(^^)/-でまとめを作りましたので良かったらそちらも見てみて下さい。タイプ別に二重窓設置についてまとめていますのでお役に立てれば幸いです。